オージービーフの熟成肉|菅沼 千栄子(旧姓 名倉)|ナレッジワールドネットワーク|アクティビティ|ナレッジキャピタル

  • 2019.05.22
  • オージービーフの熟成肉
オーストラリアといえばオージービーフを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。私もオージービーフが大好きで、オーストラリア人もベジタリアンに移行する人が増えてきたとは言え、ステーキはやはり不動の人気。パブでもレストランでも、バーベキューでもソーセージーと一緒にステーキを焼きます。オーストラリアで売られているオージービーフは脂身が少なめの赤身肉でとても美味しいです。日本の肉に慣れていた頃はぱさぱさして固くてあまりおいしいと思っておりませんでしたが、それにだんだん慣れてくると日本の脂身の多い肉に少し抵抗を感じてくるようになり、今では脂身少な目の赤身肉を好むようになりました。焼き加減が完璧なステーキはまさに絶品です。
そして最近はそのオージービーフを熟成させた熟成肉のステーキが食べられるレストランもここゴールドコーストでもちらほらと出てくるようになりました。私はまだお店で熟成肉を食べたことがないのですが、熟成肉を販売しているブッチャー(肉屋)があると聞きつけ、早速試してみましたのでご紹介します。そのお肉屋さんでは一切れずつ販売しているのではなく、ステーキ肉の塊を購入する仕組みになっています。一塊の重さが10kgから12kg位になっておりその塊ごと購入し、それを90日間店で熟成させ、熟成後は食べたい分だけを持って帰り、残りはそのまま店内でキープするというシステムになっています。まさにボトルキープではなく熟成肉キープの状態です。塊の肉には自分の名前、電話番号を記入したタグがつけられ店内の熟成肉保存用のガラスケースに吊るされていきます。大きなショッピングセンタ―内にあるお肉屋さんで、そのガラスケースがディスプレイのようなっているので、日本では考えられませんが購入者の名前も電話番号も丸見えの状態になります。購入日や期限などの日にちは記入せず電話番号を記入してと言われたので、てっきり90日後にお肉屋さんから電話がかかってくるのだろうと思っていたら、連絡がないので90日後にお店に行って確認するともう出来てるからいつでも食べれるよ、とのこと。開始期間も賞味期限もすべて自己管理ということみたいです。そのへんの緩さもオーストラリアならではです。ちなみに私が購入する際は10kgの塊肉がないと言われ、12kgの塊を購入しました。値段はキロ単位で1kgあたり$35~40です。(価格が変更されていたり値引きをしてくれたりする場合があるのであくまでも目安の価格です)12kgも食べられるのかな、と少し不安でしたが、真空パックにして冷凍保存すればさらにもつから大丈夫と言われ、知人や友人にプレゼントしてもいいし、とにかく美味しいから試してみる価値ありと友人にも言われていたので思い切って購入することにしました。最長でどのくらい熟成できるのか聞いたところ、120日くらいまでとのことでした。そして早速ステーキにして試してみました。骨の部分もあり、面積が広い大きな肉なのであまり厚切りに切ってもらわず、薄目に切ってもらいました。そしてガーリックと塩コショウだけのシンプルな味付けで食べてみたところ、臭みがなく柔らかくてとても美味しいです。とにかく柔らかくて噛めば噛むほど肉の旨味が味わえます。肉が少し苦手な友人は匂いに敏感なようで熟成肉だと匂いも気にならず柔らかいからこれを食べてしまうと普通のステーキが肉肉しく感じて食べられないと言っていました。本当に試してみる価値があった熟成肉です。ただ、まとめて10kg以上購入となると高額なのでそんなに頻繁には買えませんが、レストランに行って食べることを考えれば安上がりですし、特別な日やプレゼントなどにもいいかと思います。日本にも熟成肉をキープできる焼肉屋さんが誕生したとか?熟成肉をまだ試してない方はぜひ試してみてください!


こちらが熟成肉を販売しているブッチャー


(左):ズラリと並んだ熟成肉。
(右):お客さんの名前などが記載されたタグが付いています。


真空パックにしてくれた熟成肉。色が普通の牛肉よりも少し暗めなビーフジャーキーのような濃い色をしています。

特派員

  • 菅沼 千栄子(旧姓 名倉)
  • 年齢丑(うし)
  • 性別女性
  • 職業会社員

2000年に渡豪。日系旅行会社勤務等を経て、2014年から現地建設会社に勤務。休日は、趣味の一つであるソイキャンドル作りやビーチウオークを楽しんでいます。当地のレアな生活情報をお伝えしたいと思います。

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