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  • 2021.03.23
  • オーストラリアの会計ソフトウェア
私はオーストラリアの建設会社で事務員として働いています。建設会社といっても下請けの小さな会社で、コロナが拡散する前から在宅で仕事をするようになりました。今はメールや電話でやり取りをする時代ですし、従業員のお給料計算や取引先からの請求書の管理なども専用のクラウドの会計ソフトウェアを使用しているので、Wi-Fiがある環境であればオフィスにいなくてもどこでも仕事ができます。
オーストラリアには主流のクラウド型会計ソフトウェアがいくつかあります。3大会計ソフトウェアはMYOB、Xero、QuickBooks(Reckon)になります。最近では他の新しい会計ソフトウェアがでてきてはいますが、大半の中小企業はこの3大ソフトウェアのどれかを使用しているので、一度使い方を覚えてしまえば、転職してもすぐに使うことができるので、雇用主にとっても従業員にとっても手間が省けて便利です。どのくらい主流かというと、以前私はオーストラリアの簿記、会計の資格をオンラインコースで修得したのですが、そのコースの授業の中にもMYOBとXeroの使い方を勉強する授業がありました。実際に2つのソフトウェアを使って試験を行ったりと、それくらいオーストラリアでは主流のソフトウェアです。よく求人広告にも「MYOBが使える人優遇」や「うちの会社ではXeroを使っています」といったソフトウェア名を指定した内容が掲載されていたりしますし、知り合った人が事務職の場合、「MYOB使ってるの?」とか「MYOBとXeroどっちが好き?」などといった会話をすることもあるくらいです。ここまで広まって多くの中小企業に好んで使われている理由の一つに、複雑でなくシンプルで使いやすいという点が挙げられます。家族経営で営んでいる小さな会社で会計の専門知識が無い人や、会計ソフトウェア初心者の人でもわかりやすいように作られています。そしてクラウドなのでパソコンが壊れたり、新しく買い替えたりしてもソフトをインストールし直すだけですぐ使えますし、これらの会計ソフトウェアを使用すれば、日々の売り上げや経費の管理はもちろん、給与計算、従業員の個人情報や有給休暇の残高管理、在庫の管理、請求書の作成、財務報告書の作成といった様々な会計業務が世界中どこにいてもパソコンとWi-Fiさえあれば簡単にできてしまいます。帳簿に記入したり、エクセルでレポートを作成したりする必要もありません。また、会社で契約している会計士さんもアクセスできるようになっているので、確定申告もスムーズに行えます。私が働いている会社はMYOBを使っていましたが、数年前にXeroに切り替えました。どちらが良いかというとそれぞれ長所短所があり、月々の使用料もそこまで差がないですし、一概にこちらの方がいいとは言えませんが、MYOBはカスタマーサービスコールセンターがあったのでその点は便利でしたが、Xeroはコールセンターがない為、使い方の不具合や質問がある場合はメールで問い合わせをしなければならないのでその場ですぐ解決できないのが難点です。どちらのソフトウェアもデモサイトがあるので自由に使ってみて使い方を実際に体験することができます。しかもオーストラリアの主流ソフトなので、YouTubeでもたくさんの人が使い方を動画で説明してくれているのでそれらを参考にしています。会社がMYOBからXeroに切り替えたことで私は両方とも使うことができたので、資格取得の際もその課題はスムーズに進めることができたので、その点ではよかったと思っています。事務業をしている人やこれから仕事に就きたい人はこの3大会計ソフトウェアの使い方を駆使しておくとスムーズかもしれません。



写真:Xeroのデモサイト画面の一部。実際に入力して請求書や給与明細等をデモサイトで作成したりできます。
*デモサイトなので表記されている名前等は実在のものではありません。

特派員

  • 菅沼 千栄子(旧姓 名倉)
  • 年齢丑(うし)
  • 性別女性
  • 職業会社員

2000年に渡豪。日系旅行会社勤務等を経て、2014年から現地建設会社に勤務。休日は、趣味の一つであるソイキャンドル作りやビーチウオークを楽しんでいます。当地のレアな生活情報をお伝えしたいと思います。

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