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  • 2021.06.08
  • ゴールドコーストの公立病院について
ゴールドコーストにはパブリック(公立)の病院が5つあります。以前もオーストラリアの医療の仕組みについてお話しましたが、公立の病院で診てもらう場合は緊急の場合を除いて、GP(General Practitioner)という一般開業医からの紹介状が必要になります。また、公立の病院なのでオーストラリア市民や永住権保持者の方は診察料、手術代等は無料ですが、急ぎを要さない場合の診察や手術はかなり待たされます。救急病棟ですら、緊急順に待たされ、命に関わる緊急治療が必要でない場合は5~6時間待合室で待つこともざらにあります。なので、オーストラリアでは任意保険に加入しておいて、すぐに診てもらえる民間の病院へ行く人も少なくありません。公立病院は無料だけれどとにかく待たされます。
今回、ゴールドコーストで最も規模の大きい公立病院、ゴールドコーストユニバーシティーホスピタルに行く機会があったのでこの病院についてご紹介します。
2008年に建設工事が始まり2013年に完成。この病院はグリフィス大学へ隣接しており総額$1.8ビリオン(日本円約1530億)かけて作られ170,000㎡もの敷地をもつ巨大な病院です。メインの9階建ての屋上には救急用のヘリコプターが上陸できるスペースもあります。場所はゴールドコーストの北方面で中心地から少し離れた所にありますが、ゴールドコーストの中心地サーファーズパラダイスからもトラム(路面電車)一本で行け、トラムの駅の目の前が病院なので便利です。病院には各診療科があり、グリフィス大学、ボンド大学の医学部の医学生の為の教育病院にもなっています。そしてここの救急病棟はゴールドコーストで一番忙しい病棟だそうです。
病院の入り口では、QRコードでCovidの為のチェックインをしなければなりません。入る前に設置されたハンドサニタイザージェルをつけます。チェックインを行わなかったり、ジェルを付けないで通り過ぎようとすると係員に止められます。中に入るとお花や雑貨が売っているかわいらしい売店もあり、その奥にはショッピングセンターにあるフードコート並みの大きなフードコートもあります。フードコートの奥にはテラスもあり下に降りると中庭があり、ベンチがたくさん並んでいます。職員もお昼の時間になるとフードコートへ来てランチを買ったり、持参したランチをもって中庭で座って昼食をとっています。


病院にあるとは思えないおしゃれなお花屋さん

この病院の病室は約7割が個室になっているそうです。部屋も綺麗で、部屋には大きな窓がありトイレも広くシャワーも付いています。こんなに綺麗な個室で入院費はすべて無料なのがすごいです。
また、海外では入院した際にどんな食事が出るのかというと。。。





こちらが朝と夜の病院食です


朝食のメニュー:シリアル、牛乳、食パン、バナナ、紅茶




夜のメニュー:チキンパルミジャーノ(チキンかつのようにパン粉で揚げたもの)、ハッシュドポテト(ポテトを揚げたもの)グリーンピース(冷凍)カットして茹でたニンジン、ヨーグルト。
さすがオーストラリア、病状によってメニューも違うとは思いますが、病人用なのか?と思わせるメニューです。西洋らしいメニューでチキンやポテトですが、チキンにはソースもなく、茹で野菜にも味はついていません。

公立病院の設備が整っているのは利用する私達にとってはとてもありがたいことですが、クイーンズランド州の公立病院での救急病棟での対応の遅さは常に問題になっています。医者不足なのもあるのかもしれませんが、これからどんどんいいお医者さんも増え、患者に対して迅速な対応ができるようになって欲しいです。

特派員

  • 菅沼 千栄子(旧姓 名倉)
  • 年齢丑(うし)
  • 性別女性
  • 職業会社員

2000年に渡豪。日系旅行会社勤務等を経て、2014年から現地建設会社に勤務。休日は、趣味の一つであるソイキャンドル作りやビーチウオークを楽しんでいます。当地のレアな生活情報をお伝えしたいと思います。

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