• 2016.10.25
  • 南瓜の季節
ドイツでも南瓜はとても人気がある秋の野菜です。
小さいものや大きいもの、食べられるものと飾り物、
色々な形や色の南瓜があります。
秋には大体どこのレストランでも南瓜料理を食べることができて、スーパーでも二、三種類の南瓜が販売され、一般家庭では南瓜のスープでケーキを作ります。
ベルリンのシェーネベルグ区では10月の最初の週末に南瓜祭りが開催されます。今年は17回目となりました。この町のお祭りでは20種類もの南瓜が展示・販売されます。気になる南瓜は籠にとって、生産者から直接買うことが出来ます。それぞれの南瓜に小さな説明書きが付いていて、その品種が元々どこから来て、味にどんな特徴があるかを知る事ができます。

中にはアメリカや南アフリカ、日本など遠方からの南瓜もあります。由来の地は色々ですが、それら全ての南瓜がブランデンブルク州で栽培されています。

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古い日本の種類「ふつくろかわ」は見た目があまり綺麗ではありませんが、味は本当に美味しいと生産者は話していました。
 
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教会前の広場に作られた田舎風の売場
 
露店では、ブラシやアクセサリーから本まで、何でも売ってます。勿論お腹が空いたら食べ物も色々あります。例えば焼きソーセージや南瓜スープの屋台があります。他にも、南瓜の種の油、南瓜シロップなど、南瓜にまつわる様々な食料品が販売されています。

一方で、南瓜祭りなのに、商品の中には、南瓜との関係がないものも多く紛れています。

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手作りジャムを販売するブース。南瓜ジャムがあります。
 
他に音楽が流れているステージもあり、もちろん子供たちのための南瓜彫りなど娯楽の露店も沢山あります。

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小さい観覧車

にわか雨が止むのを待って、私は南瓜でいっぱいの籠を自転車に付けて家に帰りました。これから色々な種類の南瓜を試すことが楽しみです。

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私が持ち帰った南瓜の籠。楽しみです。



特派員

  • マーラ・ グローナー
  • 職業リサーチャー、ツアーガイド

出身は南ドイツですが, 10年程ベルリンに住んでいます。ツアーガイドとしても働いています。ベルリンというダイナミックな街で生活していると、新しい発見が尽きません。

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