ドローンの動きは、中央のコンピューターシステムによって制御されています。運営チームはドローンの点灯・消灯を管理するほか、すべての安全対策が遵守されているかを確認します。
イタリア、そしてリグーリアでも、ドローンショーの人気はますます高まっています。夏の間、守護聖人の祭典や市の記念行事などでドローンショーが開催され、夏の夜のイベントに華を添えています。
ドローンショーの構成には、いくつかのスタイルがあります。物語仕立てでスピーカーから観客に語りかけるナレーションが流れるのもあれば、動物や花といった特定のテーマに沿ったものや、生演奏や録音された音楽を取り入れたショーもあります。
また、結婚式や誕生日などのプライベートイベントで数機のドローンを使って行う比較的シンプルなものから、企業イベントやブランドイメージのプロモーション、市の記念行事などの大規模な公共イベントで行われる高度で複雑なものまで、規模もさまざまです。
ドローンの飛行演出はイベントのテーマに合わせて設計され、ドローンは色を変化させながらさまざまなフォーメーションで空中を移動します。
使用するドローンの数はイベントの種類によって異なりますが、比較的少数で行うショーの場合は最低でも20〜50機程度、非常に複雑なショーであれば驚くほど多数のドローンが必要です。
私は、ジェノヴァの内陸部で開催されたハイテクなドローンショーを見たことがあります。 ドローンを使ったショーを見るのは初めてだったのですが、とても感動しました。
こちらは地域のチャリティ募金イベントの初日の夜に行われたもので、光るドローンのみを使用した華麗な光と映像、音楽のショーが披露されました。
このイベントは4日間にわたって続く環境に配慮したオーガニックフードフェアの一環として行われました。
皆を驚かせた見事な演出を支えたのは、若いメンバーで構成されたある革新的な企業でした。彼らの多くはエンジニアで、ドローンと芸術に応用されるテクノロジーに深い情熱を持っています。
通常、こうしたドローンショーの開催には莫大な費用がかかります。しかし、このフードフェアは自閉症の子どもたちを支援する団体のために資金を集めるチャリティイベントだったため、エンジニアたちは無償での協力を申し出ました。
地元の団体は、自閉症の子どもを持つ家庭を支援するために子どもたちのための活動を企画したり、保護者へのサポートを提供したりしています。そして、今回のイベントで最先端のエンターテインメントを取り入れるために、このエンジニアリング企業と強い協力関係を築きました。イベントの幕開けにドローンショーを行うという選択は、このフェアの環境に配慮した理念に一致していました。ドローンを使えば、従来の花火に比べて環境への負荷や騒音を減らしながらも、素晴らしい視覚的・感情的インパクトをもたらすことができます。
実際、イタリアやヨーロッパでは、動物や環境に悪影響を及ぼすと考えられている従来型の花火の使用廃止を求め、動物保護団体が署名活動やキャンペーンを展開する動きが広がっています。
村の上空で、ドローンの隊列がまさに空中に浮かぶ振り付けを描き出し、視覚芸術と音楽を見事に融合させていました。テクノロジーを駆使したショーの終了後も、オープニングの夜は続きます。ショーが終わったとたんに、エネルギッシュなライブバンドによるロックやポップ、レゲエの名曲の演奏が始まりました。
このイベントは午後に子ども向けの演劇ショーやさまざまなアクティビティ、ワークショップで幕を開けました。来場者はそのまま夕食やドローンショーの時間まで会場で楽しむことも、屋台で軽食を購入することもでき、いずれの形でもこの活動に貢献することができました。
