ペルーの街を歩いていると、夜になるにつれて屋台やファストフード店に人が集まり始めます。そこで必ずと言っていいほど見かけるのが「サルチパパ(Salchipapa)」です。
山盛りのフライドポテトの上に、輪切りにしたソーセージを豪快にのせる。たったそれだけの料理なのですが、ペルー人はこれが大好き。夜にいただく国民的ジャンクフードです。
名前の由来はとてもシンプル
サルチパパは、Salchicha(ソーセージ)とPapa(ジャガイモ)を組み合わせた言葉です。つまり、そのまま「ソーセージとポテト」。初めて聞いたときは、「そのままじゃん!」と思いましたが、ペルーらしい分かりやすさです。ペルー料理には、直訳すると「米と鳥」などというメニューもあり、その料理を知らない人が聞いただけではどんな料理が出てくるのかわからないものもあります。
シンプルなのに手が止まらない
サルチパパの魅力は、揚げたてのフライドポテト。ペルーのジャガイモは甘味があってとても美味しいのです。そこへ、ケチャップ、マヨネーズ、マスタード、アヒ(唐辛子ソース)をドバドバっと大量にかけて食べます。カロリーのことは一旦忘れないと食べ進められません。
実はペルーらしい料理?
一見するとどこの国にもありそうなジャンクフードですが、実はジャガイモの原産地はペルーを含むアンデス地域です。そう考えると、サルチパパは意外とペルーらしい料理なのかもしれません。
なぜか夜になると無性に食べたくなる
私の周りのペルー人たちも、「夜中に急にサルチパパが食べたくなる」とよく言います。その欲望に対応してくれるお店が必ずどの街にもあります。
意外と家で作るにはめんどくさい料理
この記事を書くにあたり、いつもは購入して食べるサルチパパを自分で作ってみました。非常に簡単な料理で、じゃがいもの皮をきれいに剥き、細長く切って、たっぷりの油で揚げ続ける。
その後、ソーセージを輪切りにし、同じ油でカリッと揚げていきます。ペルーの1人前は、日本の1人前より量が2倍くらいなので、たくさんの量を準備するためにはそこそこ時間がかかりました。作っている途中で「買ったほうが早かったな」と何度も思いました。日本人が作ったサルチパパですが、現地のペルー人たちは美味しい美味しいと食べてくれたのでよかったです。日本でも、作ることができますのでスポーツ観戦などのお供にいかがでしょうか?
ペルーの日常を味わうなら
前回紹介したセビーチェがペルーの海を感じる料理なら、サルチパパはペルーの日常そのものです。学校帰りの学生、仕事帰りの会社員、家族連れなど。誰もが気軽に楽しめる料理です。もしペルーを訪れることがあれば、高級レストランだけでなく、ぜひサルチパパにも挑戦してみてください。ポテトとソーセージだけ。なのに、なぜかまた食べたくなる。そんな不思議な魅力が詰まった一皿です。
それではこのあたりで、アディオ~ス!
